妻が口を聞いてくれませんドラマ。野原広子著『妻が口を聞いてくれません』の結末！最終回を読んだ感想ネタバレ含みます

野原広子著『妻が口をきいてくれません』よみタイ連載最終話までの感想（ネタバレ含みます）

「餃子はもっとパリッと焼かなきゃ、せっかくの餃子が台無しー」もうムリ限界。（夫・誠の回想）そういえば・・・最後に妻と話したのは、『ねぇ、ママ〜〜〜薬ある〜〜？』だったな。

妻、夫、それぞれの心境の変化は？それをきっかけに夫婦はまた会話をするようになりました。『あれ、俺怒らせることしたっけ…？』と。

このあたりの小さな不満、ストレスの積み重ねの描き方は非常にリアルで、読んでいて胸が詰まるほどだ。最低限の会話、もしくは無視。その中身を見て、同僚が微笑ましく笑った。

こういう話読んで傷つきましたとか言ってるのか何かかなのかも。

自宅では、美咲の毛玉のついたパジャマ、丸くなった肩…を見て、『なんか、女じゃなくなってないか？』と感じる誠。「違うよ。それだけ不満を溜めている。

妻は夫の背中につぶやく（２）夫のここがガマンならない！今回、美咲の「イラッ」がそこここに出てきていますが、婦人公論読者のなかにも夫への「イラッ」を抱えている人はたくさんいました。

『あれ、ママ、スプーンがないよ？』と誠が言ったら、美咲がスプーンを素早く持ってきた。結構ムカムカしてますけどね。