たのもしい仲間と一緒に、経済、社会に正面から向き合うアイリス。 1番目は……レベル99の君だ」 周りから嘲るような笑い声が上がる。 そして彼女は、そんな魔王と勇者の言い伝えからある仮説を打ち立てます。
上方向への突風が吹き上がる。 目立たないためにはレベル5前後であってほしいと願うも、恐らくその程度では済まないということくらいは本人も薄々勘付いているご様子。 彼女は「このルート」を幸せなフィナーレに導くべく、ゲームのシナリオ通り「悪役令嬢の役目」を果たすつもりだと話します。
1これで無双できるほど強くなれるかも……と思いきや、そこはやっぱり蜘蛛。 公爵家では近づくこともなかった調理場に入り料理の腕をふるったり、前世、イベントプランナーとして働いていた頃の記憶を生かして教会バザーを切り盛りしたり、シスター生活を楽しむようになっていきます。 1巻では、ユミエラが学園長のロナルドと対峙するシーンで締めくくられました。
11技を見た元魔王軍のサシャは大喜び、彼こそ魔王の生き返りと確信するんス。 まだ魔法を見せていないのは彼女だけですね。
12というか、お前にとってのアリシアは何なんだ。 魔法の訓練場は金属の鎧を着た案山子が並んでおり、弓道場のように魔法を撃つ場所にだけ屋根がかかっている。 「君はなぜユミエラが魔王だと思った?」 アリシアはおもむろに紙に黒い塊のようなものを書きました。