アメリカンサイコ。映画『アメリカン・サイコ』ネタバレあらすじ結末｜映画ウォッチ

アメリカン・サイコ〜バブルで踊り続けたヤッピーの狂気の日々｜TAP the SCENE｜TAP the POP

しかし腹の内ではお互いが何を考えているか知っている者などいない。

この時代の感覚が、とても難しいと思った。むしろ、ウォール街で働くエリートビジネスマンというのは建前で、ベイトマンの本当の生活は夜に始まる。

ミステリではよくある設定ですし、映画でも『シャッターアイランド』のような作品がそうですが、語り手が精神的な疾患を抱えているために、物語に現実と幻想が混在しているという状態になっています。

それを決定的に覆してしまったのが、イラン・コントラ事件であり、これに関するレーガン自身の事件への指示・関与の疑惑が湧いて出てきたわけです。これが、パトリック・ベイトマン。

表面上は仲の良く、気さくな同僚達。今『トロン』第3作の制作に関わっていて、自分も出演するらしいがぶっ殺されるあのシーンを見ることで、アンチたちは怒りをなんとか鎮められるんだと思う。

時々クロスワードパズルにも熱中します。