ウイルス流行の「収束」「終息」……どちらが正解? 「収束」と「終息」は同音異義語、辞書による意味は? 「収束」とは、 分裂・混乱していたものが、まとまって収まりがつくこと。
時系列順で考えると「収束」してから「終息」することになりますね。 「インフルエンザが流行って学級閉鎖が続いていたけど、インフルエンザの流行もようやくシュウソクして今日から全員出席だ」ではどうでしょうか。 辞書の説明によると「収束」は「おさまりがつくこと。
15ただ、今回の新型コロナウイルスの場合は、感染しても症状が出ない人も確認されているので、なかなか判断が難しいのかもしれませんが、ここはぜひ、収束ではなく終息宣言が出ることを祈ります。
ニュースで「しゅうそく」という言葉が出てきた場合は、収束という意味なのか終息なのかを考えながら聞き分けましょう。 収束と終息の違いと使い分け 収束は「混乱した状態が落ち着く」、終息は「完全に終了する」という意味を理解していれば、使い分けはそう難しくありません。 「終息」は、すっかり終わること という違いがあります。
4例) 収束 … 解散騒動の収束、事態が収束に向かう 終息 … エボラ出血熱の終息、インフレが終息する 混乱した状態が落ち着くのが「収束」で、物事が終わるのが「終息」です。 ここで言う「しゅうそく」って「収束」でいいのでしょうか。 「終わりを迎える」の意味では「end」を使用した「come to an end」という慣用表現を使用することも多いです。