「して」は動作を共にする人数・範囲などを表す格助詞。 複数の段が続き物の話を構成している場合もあれば、1段ごとに独立した話となっている場合もある。 それを憂えた方巌売茶翁は、在原寺を再興し住職となり、続いて無量寿寺を改築してかきつばたを植え、庭園をしつらえました。
袖を敷物にしてでも」 と詠みます。 作者と成立 [ ] 作者、成立共に未詳。 業平と高子は駆け落ちを試みたという逸話があるのだが、『伊勢物語』の『 芥川』の段ではそんな二人の駆け落ちの様子が垣間見える。
16どうやら業平の死後、かきつばたはなくなってしまい、田んぼが広がっていたようです。 蔵伝筆本、蔵伝為家筆本など鎌倉期の転写本があるが、天理図書館蔵伝為家筆本の末尾には他本(本〈狩使本〉ではないかといわれる)から採ったという18章段が付加されている。
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