このような象牙質表面では、歯ブラシが触れたり、温度変化などの刺激で痛みを 感じることがあります。 これらは虫歯と同様なので、この症状だけでは知覚過敏とは言い切れません。
10ここではわかりやすく耳慣れている略称の 知覚過敏と言う呼び方で話を進めて行きます。 力を入れて歯磨きをするクセのある方は、エナメル質が徐々に削られて象牙質が露出し、知覚過敏を招く場合があります。 つまり、エナメル質が摩耗してしまうことが知覚過敏に繋がるのですが、摩耗してしまう原因としては、食べ物や飲み物などに含まれる酸がエナメル質を溶かしてしまう酸蝕歯(さんしょくし)、歯ぎしり、過度な歯磨きなどが考えられます。
2-3. ホワイトニングで使う薬剤による影響であると考えられますが、詳細なメカニズムは不明です。 正しいブラッシングをすることによって、エナメル質の摩耗を防ぎ、知覚過敏の予防・症状緩和につながることがあります。
12知覚過敏を疑う前に、まずチェック! 水がしみると感じたときには知覚過敏を疑う前に、きちんと歯医者さんでチェックしてもらいましょう。 歯肉が健康であれば歯根部は歯肉内にあるため痛みを感じることがありませんが、歯肉が下がることで歯の根元が露出し象牙質に刺激が伝わりやすくなります。 削れてしまっている歯の根元は、汚れも溜まりやすく、知覚過敏が治りにくいところです。
そこでお勧めしたいのが 知覚過敏専用の歯磨き粉。 ・『乳酸アルミニウム』は、痛みの伝達経路となる象牙細管を封鎖する効果があります。 知覚過敏で歯がしみるのは、どうしてでしょう?そのメカニズムを解説していきます。
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