突如登場した動物ダジャレによって、<説明>的なモノローグの無味乾燥具合が補完され、<説明>的なのに面白いコマに大変身を遂げています。 人を殺して飲むお酒があんなにおいしいなんて……!! はい、傑作ですね。
2しかもAmazonで販売されていると知り、すぐにkindle版を購入。 以下、 『幸せカナコの殺し屋生活』のテンポアップに大きく貢献していると思われるポイントを2つご説明します。 知らない間に備わってしまった才能と強面だけど優しい上司、怖いけれど憧れの先輩。
さて……本当は私、ここで「輝く!動物ダジャレBest10」なぞやりたいと思っていたのですが、同人誌はまだ1巻しか発売されておらず、1巻に登場した動物ダジャレは計9個。 「彼女はかわいい少女であった」……この<説明>を読んでどう思いますか?特に何も感じませんよね。 『幸せカナコの殺し屋生活』はそんな安っぽいマネはしません。
9ならば、この 「ホルモンという奴の首根っこをつかまえて、それを自由に操る技術」、すなわち《ホルモン使い》の技術 をマスターできれば、物語としては、これ以上のことはないわけです。 例えば憲法25条であれば以下のような具合でしょう。
16「ムリムリムリムリカタツムリ」ですからね。 80以上の商業雑誌が提携• デビュー前のお気に入りの作品を探してみるのも楽しいかも知れません。 しかもAmazonで販売されていると知り、すぐにkindle版を購入。
(言うまでもありませんが)これ、 狼狽を表す副詞「オロオロ」と、ヤマタノオロチの「オロ」がかかっているわけですね。
20拙者、確かに嫌いではないが、あまりにもベタすぎる展開はいかがなものか」なぞと考えていることでしょう。 そんな彼女を「かわいい」だの「愛らしい」だのと<説明>するのは愚者の行いです。 そっかぁ!テンポのよさが肝要だったんだね!テンポ、テンポ!……なぞと言っていても仕方がなくて、そりゃあどんなクリエイターだってテンポが大切だということは十二分に承知しているはずで、問題は、 「それでは一体全体このテンポのよさはどこからやって来るのか?」ということ。
17血流が改善されたようで、おかげさまで肩こりもすっかり楽になりました。 物語においては、彼女のかわいらしさ、愛らしさを<説明>……ではなく、 <描写>すべきなのです。 。