アンチヒューマン• 知らない自分に、言葉で会うこと。 43の詩はそれぞれが光を放っていて、眩しかったり暖かかったり、優しさや悲しさ、時には重く鈍かったりと、詩によって様々な光を感じることができます。 しかし、その素顔は謎だらけ。
10著者 最果 タヒ 出版日 2016-04-22 本作が圧倒的な共感を呼んでいるのは、その色とりどりの光が読者の心に優しく染み入ってくるから。 愛情がはっきりと形あるものとして在り続けてくれることはなんと幸せなことだろうと、今では母に感謝している。
2012歳(絵:、2011年6月号)• ーーそれを踏まえた今回の巡回展、6月の京都展がコロナの影響で中止になってしまいましたが、どんな展示にしようと思ってらっしゃいましたか? コロナのこともあり1度止まった時に思ったのは、社会的にコロナという1つの大きい問題に誰もが立ち向かってる感覚でいながらも、それで何を苦しいと思うかは人によって全く違っているということでした。 そういうときのために、本はあるのかもしれない。
17「簡単に言えばここは宇宙探偵部で、ついでにいうと私は宇宙人です。 それは詩を書く人間の年齢がだいぶ、上がってきたからじゃないか、という仮説が語られていて、私はその中で今恋愛を書く詩人として名前が上がっていて、かつ、私の詩は恋愛をテーマとして読まれる詩がとても多いけれど、私の詩における恋愛は、その内側から恋愛を描くというよりも俯瞰的に離れて描いているものだと、過去の恋愛詩と比較しながら分析されていた(ちなみに恋愛に限らずわたしはわたしの詩に距離を置いているという指摘がこの対談連載には以前もあって、これはその流れだと思われる)。 お題として恋があげられ詠まれることもあれば、自らの気持ちを相手にぶつけるために詠まれた恋の歌もある。
10何かを補うのではなくて、何かを誤魔化すのではなくて、不自然であったはずのそれを、自然にしていける力があなたにはある、と思えるとき、人は誰かとともに生きていくことができるのだろう。 新しい詩集が出ます。 いったい何がしたかったのだろう、なんて思った一冊に、私が最も大切にしている『ちゃんのほっとけーき』がある。
16スマートフォンで詩を書き、現代の感情を繊細かつ鋭く表現する最果タヒの作品発表の場は、書籍はもちろんインターネット上にもとどまりません。 老人役:大西力• このときはギャラリーの入っているアルティアム全体のサマーキャンペーンにも詩を使っていただいたので、私のことを知らない方が、ビルのエスカレーターやガラスや壁に詩があるのを見つけて、「なんだろう?」って興味を持ってくれたりもして。 冬の交差点(絵:、2010年2月号)• 経歴 [ ] 中学生のときからで文章を書き始める。
13好きというのは、それこそ、U子ちゃんやK子ちゃんといった、友達関係にもあるものだし、愛情だけを見ればたった一人に絞るなんてことはなくて当然なのだ。
92007年 第一詩集「グッドモーニング」上梓• それは展示会場の外側で別の展示が開催されているようですごく面白かったし、良いキッカケをつくるグッズができて良かったです。 私が、あなたについて考えることであり、あなたが、私について考えること、きっとそこにしかないんだ。 本展は、2019年2月に横浜美術館で行われた『氷になる直前の、氷点下の水は、蝶になる直前の、さなぎの中は、詩になる直前の、横浜美術館は。
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