コリ回路。糖新生

炭水化物の栄養についての問題５問【管理栄養士国家試験過去問解説】

生じた2-ホスホグリセリン酸 2-PG から，脱水反応により高エネルギー化合物であるホスホエノールピルビン酸 PEP をつくる。糖新生に利用される代表的な物質が「乳酸」と「アラニン」になります。 2～3時間後とか、それ以上かかる場合もある。

飢餓時には「ケトン体」も脳のエネルギー源となります。少し話が難しくなりますが、重要なポイントになりますので糖新生と「グルコース-アラニン回路」や「コリ回路」との関わりについて確認しておきましょう。誤っているものを１つ。

２．水溶性食物繊維には、血清の低下作用がある。これで、同化と異化のなんたるか？が理解できただろう。筋肉からあふれてきた乳酸を肝臓に集めて、解糖系を逆に反応させていってグルコースに戻るのか･･･と思いましたが、少し違っていました。

解糖の代謝流量は、その生産物に対する需要で細かく制御される。

簡単にいえば、子どもは成長しなければならないから、異化と同化では同化が亢進している。

糖新生糖新生は、逆に、ピルビン酸からブドウ糖を作ります。下の図の反応番号～をクリックすると，より詳細な説明や酵素タンパク質の性質が見れます。１．不溶性食物繊維は、血圧を上昇させる。

グリコーゲンの総貯蔵量で計算すると、筋肉の方がグリコーゲン量が多い（筋肉＞肝臓）。もちろん、単純に反応が逆行したら、ATPがつくられなくなってしまいます。

５．正答有用菌増殖効果のあるは、プレバイオティクスである。しかし、ブドウ糖1分子つくるのに、乳酸は2分子必要ですから、これの2倍、6ATPが必要になります。