火口のふたり。『火口のふたり』映画芸術の問題児・荒井晴彦が放つたった《ふたり》だけの肉欲喜劇チェ・ブンブンのティーマ

『火口のふたり』は価値観や恋愛観に強く揺さぶりをかけてくる大人へと向けられた究極の愛の物語｜Real Sound｜リアルサウンド映画部

おそらく、もっと奥が深いのではないでしょうか。不倫だけじゃなく、災害時の人間の関心とか話に絡めてるあたり、人間って個に溺れて愚かよねってことが言いたかったんかなぁと思ったり。

その子は結婚前で、直子と同じ状況なんですよ。そして、いつも感じるのは「いったいセックスがなんだってのか」ということです。 AVかと思った。

未来を見据えて選んだ結婚と、本当に好きな人との恋愛、どちらが正しい選択なのか？という究極の問いを観る者へ投げかけ、口コミからヒットした『寝ても覚めても』や『愛がなんだ』に続いて、鑑賞後に熱い恋愛討論で盛り上がることは間違いない。

写真を写す様なハマる関係、、、全然見えません。）この5日間のことが、直子の夫にバレたのかと思い、焦ってすぐに直子に連絡した賢治でしたが、直子は「バレてない。

そんな荒井監督の『火口のふたり』はベテラン脚本家が到達した「性の最大の肯定」です。まだ誰も書いてないと思うけど、これ「ウラ『天気の子』」。

映画『火口のふたり』の公開記念舞台挨拶が8月24日に新宿武蔵野館で行われ、キャストの柄本佑と瀧内公美、監督の荒井晴彦が登壇した。