その夜、太一は思い切ってトーマに電話をかけましたがつながりません。 「ボクこういう話できる人いなくて、スミマセン」と謝る実透。 オレは男なんだからと寂しそうに笑うトーマ。
17でも以前大事な人がたくさんいたらいけないのかという二葉からの問いに、太一は男と女に関しては…と言っていました。 最終回の前から最終回にかけてのお話はとくにトリック的な、ギミック的なそんなものがものっすごく上手く取り入れられていて、その結果ラストで 「デエエエー!!!?」と声をあげることになるのですが、ほんっとに……こういう感動は「マンガというものを読んでよかった」みたいな気持ちをかきたててくれますね……。
最善を願い選択しようとも、誰かをキズつけ、自らもキズつき、後悔するかもしれない。 トーマの好きな人とは…? 懐かしいバトル鉛筆をきっかけに、話すことが多くなった3人。 最後まで読むと最初からクライマックスまでの伏線が散りばめられてることに気付いて、また読み返したくなりますね。
そうした粗雑な判断を嫌がるならば、そう見られないように振る舞うという知恵もある、というのが真澄ちゃんの考え方。