NIPT :妊婦さんの血液の中には、染色体の断片であるDNAが浮遊しています。 成熟奇形腫の中にジャーミノーマが混じっている• 胚細胞腫になりやすい年齢は? 腫瘍が発症する年齢は10歳~20歳代に多く80%くらいと言われていますが、10歳未満でも7%に発生し、小児から30歳以下の若年成人で約9割を占めます。 脳のどこに出来るの? 神経下垂体性胚細胞腫とは? 脳では正中部に発生しやすく、特に松果体に最もできやすく57%程度で(図1)、次いで鞍上部(神経下垂体部~視床下部:図2)に18%程度、基底核に10%程度(図3)に出来ると言われています。
胚細胞腫は、胚細胞から生じる腫瘍の総称です。 一方で、病気の難しいところはなかなか自分では発見しにくいというところでしょう。 奇形腫の照射後はいつもそうなのですが,dense collagenous tissueとfibroblastic spindle cellが組織の主体となっています。
16病理診断ができていないと治療方針が決まりませんから,生検手術も必要となります• 子供の奇形腫について 奇形腫は10代〜30代の広い年齢層で発症します。 混じっているものの中で最も悪性度の高い病理所見にあわせて治療計画を立てます• 未熟奇形腫でも病理像で悪性度が高いと判断されるもの,発症時のAFPやHCGが数百くらいの値を示すものは脳脊髄照射と高線量局所照射を行った方がいいでしょう。
16悪性奇形腫といわれるものは10歳以下に多いです。
悪性転化を伴う奇形腫 teratoma with malignant transformationは,奇形種の内部に扁平上皮癌や腺癌などの癌腫や中胚葉性の肉腫などを含むものです• 松果体部に原発した悪性奇形腫であれば60Gyまで線量をあげることができますが,視床下部では最大50Gy程に止めざるを得ません。
18