ブルシットジョブ |🤟 2020年下半期ベストビジネス書は「ブルシット・ジョブ」！どうでもいい仕事の実態に迫った世界的話題作

2020年下半期ベストビジネス書は「ブルシット・ジョブ」！どうでもいい仕事の実態に迫った世界的話題作

筆者も多くのブルシット・ジョブを経験してきた。はたらく側が望んでいなくても、仕事をはじめてみたらブルシット・ジョブだった、といことは往々にしてありそうです。高報酬だが、なくなっても実は誰も困らない仕事が、世の中にはたくさん存在する。

医療を経済に合わせるのではなく、経済を医療に合わせるのが、社会的共通資本としての医療を考える上で重要な視点であるという。ブルシット・ジョブは現代のライフスタイルを正当化します。ブルシット・ジョブ 5つの分類筆者により提示されたブルシット・ジョブの5つのタイプです。

他方、社会に必要なシット・ジョブに就いている人々は、その低賃金のために苦しんでいる。

著者は丁寧に理由を示しながら、最終的に下記のように定義しています。とらえようによっては、ラッキーな状況ですよね。これらの謎を解く鍵はすべて、ブルシット・ジョブにあったー。

「ほとんど企業弁護士は、いなくなったら、世界はおそらくもっと良い場所になると密かに信じています。著者による言語の起源の見解は、一〇〇万年以上前に存在していたホモ・エレクトゥスにある。

見栄えのいい資料をつくるためだけの仕事であったり、管理する必要のないものを管理する仕事であったり、あるいは無意味なレポートを書かせてはそれを読む中間管理職であったりだ。けれども、そのことについて語っている人間は、事実上、ひとりもいない。

本物の生産的な労働者は徹底的に搾取されます。【考察】「需要と供給の逆転と不均衡」が、現代がこれまでの時代と異なる特徴だと考えているが、本書での指摘は、これが商品市場だけでなくにも現れている、と言えると考える。

私たちがちょうど薄々感じていた労働への違和感を具体化し、問題意識を高める意義ある一冊といえるでしょう。後半はこう続く。ではどんな職の人口が増えているのかというと、いわゆるオフィスワーカーです。

またコールセンターの仕事も、とても相手の利益になるとは思えないものを買わせようと誘導する仕事として例に挙げられています。