しかし、 『ヒート』では仁義を通し、お互いをリスペクトする感じがあったのに対し、 『ザ・アウトロー』では、互いを「目障りな好敵手」位の感じにしか見ていません。 車から逃げたメリーメンをニックが追い、銃撃戦の後、ニックはメリーメンを殺害します。
ニックはやり手だったが、そのせいで家庭はないがしろにしていた。 『ザ・アウトロー』はグーデガストが長年温めてきた企画で「自分で監督する」と主張し譲らなかったという。
17なぜなら最後に笑うのはニックでもメリーメンでもなく、バーテンダーで運転手を務めたドニーなんです。 映画の最後はロンドンでバーテンダーとして働くニックが今回の成功した犯罪を回想しながら、宝石商の客をみつけ新たな犯罪を思いついたようなシーンで終わります。
19ニックが自宅に帰ると妻はニックの愛情のなさに激怒し離婚するといいます。 元特殊部隊の強盗VS不良法執行官、ロサンゼルスで白昼激突! ある夜のロサンゼルス。 本作の真の主役は、シェーン・ブラックが、かつて『プレデター』第1作で演じた登場人物のように「消耗品」として死にゆく、心の根っこが善良な兵士たちなのである。
11いくつかのサイトが言うのはカッターの恋人ジュエルはジュエル・センターというタッカーの三人目の妻となった人らしい。 この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。
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