アメリカンスナイパー |⚑ アメリカンスナイパーのクリスカイルはなぜ最後殺されたの？弟が犯人なの？

アメリカンスナイパー

2016年4月12日閲覧。

仲間の葬儀帰国すると、敵地で負傷した仲間に感謝される。この演出が意味する答えは、直後のテロップで示されます。そうすることでイラク戦争という悪夢を単なる「点」ではなく、一人の人間の生き様の中でじっくりと炙（あぶ）り出すことが可能となる。

クリス・カイルは命令を無視して海兵隊に同行、突入の教導を行った。弟・ジェフもです。

クリスを担当した教官は「狙いは小さく」と教えこみました。実際に原作との違いが判明しているのは、イラク人スナイパーのムスタファとカイルが直接交戦した事実がないことぐらいだ。

気分を害しながらも、仲間を守るために仕事をこなすクリス。

因みに SEALs のシンボルのトライデント。いきなり緊張感溢れるシーンで始まり完全に没入。

この映画では普通の戦争映画とは違い主人公がスナイパーのため、スナイパーとしての戦争が描かれており非常に緊張感がある一方で、次々に敵対勢力を狙撃するクリスも母国に帰れば一人の心優しい父親というギャップも描かれており非常におもしろく個人的にもおすすめの一作です。

それでもクリスはタヤの勧めにより精神科医のカウンセリングを受けるようになり、同じく精神を病んだイラク帰還兵らとの交流を経て少しずつ人間の心を取り戻していきました。壮絶な戦況で命のやり取りを交わすたび、クリスの魂には楔（くさび）が打ち込まれていく。

著作の中で一番使用した銃であると書かれている。