京都の中心部で、このような昭和初期の事務所ビルが建て替えられることなく続いていること自体が貴重です。
ただ、メッチャ仲の良い人だらけの京都なら好きかも知れないけど、そういうわけじゃないから京都に移り住めと言われたら即座に断りますけど、ソコは! 京都人の性格がよくわかるこんな本もありますので、興味がある方は読んでみてはいかがですか。 鉄輪の井戸 かなわのいど 左が命婦稲荷社、右が鉄輪の井戸。 水辺が美しい。
西田染工 京都の店舗がある四条から電車で南下すること約20分、九条に生地の染めを手がけている工場のひとつ、西田染工があります。 生活全般にテキスタイルが入り込んでいる。 2020年2月16日まで。
17説明してくれはったのは京都最古のスイミングスクール、踏水会 とうすいかい の学園長さん。 私の経験では、古くから続く呉服屋が密集している室町通りと三条通りの交差点辺りが『最強のいけず』ですね」 難しいのは、京都人には「いけず」の自覚があまりない、ということだ。
8これについてはわたし自身も上のエピソードで述べたとおりで、お隣である大阪に対しても容赦なく牙を向き、 「大阪弁は言葉が汚い」と堂々と語る人が多い。 ぶぶ漬けは酒飲みがシメに食べるとされていることから、そこから転じて 「早う帰って!」という意味に使われたという説。 ひとつひとつの生地を見てデザイナーと職人の関係性を感じるのも楽しみのひとつです。
「古都」の重みがプライドを高くさせる?! よく言われるのが他県の人間を見下しているように感じる、という点。 まあ、そういう人もいはるけどなあ」「悪口やなくて、洗練されとるだけやと思うんやけど」と、やんわりとした否定が返ってくることが多い。 事実、牛肉食やジャズといった日本人にとって比較的新しい文化は、現在でも京都が最も盛んだと言っていい」 しかし、こうした「クールな付き合い」が得意だということは、「理屈抜きで心酔する」とか「腹を割って分かり合う」といったことをあまりしない、という事実と表裏一体でもある。