このやや古今風の歌が、この連作の代表作といわれているが、私は2首目の「いちはつの花さきいでゞ…」好きだ。 句切れのない歌を出して、句切れの説明をしても分かりにくいだろうなと思います。
8つまり、小さなまだ緑になっていない「赤い芽」を詠った短歌だった。
60問の漢字を30問ずつ、時間を区切って学習させるとか、先にテストをさせて、間違えた問題を練習させて、最後にまた確認のテストをさせるなど、いろいろと考えてみたのですが、50分の授業に耐えられる内容かというと無理だと思います。 この回答への補足 皆さまからの回答も止まったようなので、締めようと思います。 仕方がないので啄木の歌を上げておきます。
10細い茎がどっしりとした根元からシューッと伸びてきます。 その、開きかけよりさらに前、つぼみの景色を歌にした作者は、柔らかな茎を伸ばして、成長してゆくものの命を暖かく包み込む、春雨を詠んでいるように感じます。 【私感】 「幾山河」を「いくさんが」と読んでみると、歌全体が力強く感じられます。
11特に「二尺伸びたる」はどの名詞を修飾しているのでしょうか。 いたつきの閏 ねや のガラス戸影透きて小松が枝に雀飛ぶ見ゆ 朝な夕なガラスの窓によこたはる上野の森は見れど飽かぬかも ガラス張りて雪待ち居ればあるあした雪ふりしきて木につもる見ゆ 4年前子規は「いくたびも雪の深さを尋ねけり」と作句したが、もう人に尋ねなくてもよくなったのだ。 また、この連作十首の短歌にはこのようなものもありました。
6ですから,この「くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽」は,まだつぼみがついていてもごく小さいものでしかなく,「くれなゐ」であるのは,「薔薇の芽」そのものであるというわけです。 なんとも趣のある春の一夜であったことよ。 五・七・五・七・七の三十一文字で自然の美しい情景を詠んだり、繊細な歌人の心の内をうたい上げます。
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