当たり前のことですが、「季語を主役にする」ことができてはじめて、「季語の主張」をコントロールするという次のレベルに進めるわけです。
アサギマダラは幼虫・蛹・成虫とどれも鮮やかな体色をしているが、これは毒を持っていることを敵に知らせると考えられている。 釣り鐘に とまりて眠る 胡蝶かな 【作者】与謝蕪村 よさ ぶそん 見残した 胡蝶の夢や 遅桜 【作者】正岡子規 初蝶の俳句 初蝶 はつちょう とは、春になって初めて見る蝶のことをいいます。 一句、二句目とも、季語が重なります。
2蝶と訳してしまった瞬間、持統天皇が宮中から見たこの景色が180度変わってしまうのです。 アサギマダラはこれらのアルカロイドを取りこむことで毒化し、敵から身を守っている。 幼虫はアオムシ、イモムシ、 ケムシなどと呼ばれる。
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