工場を大井町に移し、1932年(昭和7年)に銀座に残っていた土地に高級賃貸アパートメントを建設した。 篭の内部のボタンは、ごく普通のエレベータのそれと同じだが、よく見れば、扉の「開」「閉」ボタンがない。
15こちらにあったオフィス階への入口もゴージャスだった。 営業していた頃のスダ美容室の写真 スダ美容室の時代を懐古し、306号室プロジェクトチームが制作した看板 過去を振り返るきっかけに 306号室は8畳ほどのワンルームだが、内装にとても手が掛かっている。
5注目のエレベータはすぐ奥にあったが、これについてはのちほどじっくり見てみるとして、まずは階段を上がりながら建物内部を見学する。 波の動きや躍動感は波を知り尽くしている自分にしか描けません。
3昭和5年(1930)築 設計は森山松之助。 銀座 奥野ビル 東京都中央区銀座1-9-8 1932年(昭和7年)に竣工し現在,築86年ということで第2次の戦火を乗り越え今も尚圧倒的な存在感を放つ。 奥野ビル306号室の内観 保存プロジェクトの発起人・黑多さん 306号室の元の住人は、須田ヨシさん。
和光や日本橋高島屋、三越などのビックネームはもちろんだが明治屋や川崎銀行本店も抜群の存在感で脇を固める。 ここが単なる鑑賞者とコレクターの違いです。 増築なのであれば、わざわざ同じような階段を作ることはなかったのではないかと思う。