ドングリとかの木の実くらいしか食べないだろうと思っている人には、いささかショッキングな印象があったかもしれません。 なので木の上に登ってもツキノワグマは追いかけて登ってきます。 3倍 まずは速さから。
4しかし、1年8ヵ月後に遺体がみつかったという噂が届いたのですが、葬儀は執り行われませんでした。 うまく逃げ切れたときはいいのですが、相手がこちらに積極的に近づいてきてしまったり、もしくは曲がり角でいきなりバッタリ出会ってしまったりして、数メートルしか距離がない場合。 定期的に棒で木を叩きながら進むのも良い手です。
6こちらがいつでも音を出せて、逆にいつでも静まってまわりを伺える状態を作っておくということが、遭遇リスクを下げることに繋がります。 山に入るとそんなに熊と遭遇するのかと素直に驚いてしまう。
13自然界には「死の生態学」がちゃんとあるのに、そのことを知ろうとしない平成現代人には、まさに神隠しになってしまうんじゃ、よ。 クマ対策の唐辛子スプレーなどを持っているなら手元にその準備を、ないならば何か固くてリーチのある、武器になりそうなものを用意します。
20「熊鈴」と呼ばれる鈴を持ち歩く人も多いのですが、熊鈴を鳴らして山道を歩いていると、「熊鈴がうるさい」と文句を言われることがあります。
「(死んだふりが)まるっきり効かないということはないでしょう」 ーーえ! そうなんですか? 「命をとるまではいかないかもしれませんね、動かなくなると興味示さなくなりますから、引きずられて持ってかれてエサだと思って隠されるかもしれないですけど」 ーーそ、それはヤですね……あと熊よけの鈴とか、ラジオとかがいいってよく聞きますけども……。 北海道で出会えばヒグマ、それ以外で出会えばツキノワグマです。
3こんな視点で自然界や野生を語れるのは日本でもオイラだけ、だろう。 これをイノシシの前で広げると、クマもそうなのですが、視界を奪うものは怖がって襲ってこない傾向にあります。 昔、クマと戦い、見事に勝利した先人に学びましょう。
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