猫城主「さんじゅーろー」 ベンチで昼寝、たまに失踪：朝日新聞デジタル
備中松山藩出身の武士・谷三十郎も、家を出て、大阪で道場を開き、京都で新選組の隊長になるわけですが、さんじゅーろー（猫）が家を出て城主になる姿と、なんだかオーバーラップしてしまいます」 再び逃亡。 自力で歩いてきたのか、あるいは誰かが車に乗せたのか…。 城主に就任後、被災で激減した観光客はＶ字回復を果たしたが、人気の重圧か、またも失踪……。
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備中松山藩出身の武士・谷三十郎も、家を出て、大阪で道場を開き、京都で新選組の隊長になるわけですが、さんじゅーろー（猫）が家を出て城主になる姿と、なんだかオーバーラップしてしまいます」 再び逃亡。 自力で歩いてきたのか、あるいは誰かが車に乗せたのか…。 城主に就任後、被災で激減した観光客はＶ字回復を果たしたが、人気の重圧か、またも失踪……。
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首輪の白い札には名前と、裏には連絡先の電話番号が書かれている（筆者撮影） 相原さんと一緒に駆けつけた観光協会事務局職員の大樫文子さん（３６）はその時のことをこう振り返る。 さんじゅーろーは再び失踪した。
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それで、確実に僕の胸元までさんじゅーろーが入ったところで、倒れこむように抱きかかえました」（相原さん） 長かった１９日間が終わった瞬間だった。
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「え！！！」 「まじですか！」 「どこにいたんですか？」 それから相原さんと職員たちのやりとりが続き、トーク画面は数時間、喜びと涙の言葉、スタンプであふれた。
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「譲渡会では、なつめと真っ黒の猫の２匹だけが残っていて、茶白の猫が好きだったのと、尻尾がぴんと長く、おとなしかったので、なつめに一目惚れだったんですよ。 元々猫が好きで飼いたかったが、長男が幼いころ、猫アレルギーの症状が出たため、ずっと飼えずがまんしていたという。 快適な猫城主ライフへ 「御法度」も決定 高梁市観光協会は5日に「さんじゅーろープロジェクト会議」を開いた。
（大正7年） - 著書 [ ]• 高梁市観光協会の職員たちが捜していたら、10月中旬に難波さんから連絡があった。 つかまえようとして、もしまた逃げられてしまったらと思うと震えてしまって…。 難波さんの家は無事だったが、猫は14日、ふとした隙にベランダから逃げてしまった。
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外界が恋しかったのでしょう」。 しかし、11月4日。
