杉本博司 |😝 海を見下ろす屋外型美術館――杉本博司さんの江之浦測候所へ

杉本博司

冬至の朝、陽が差し込む線状にある冬至光遥拝隧道と、夏至の朝、陽が差し込む夏至光遥拝100メートルギャラリーが、その象徴的な施設。早朝、杉本は三十三間堂にいた。観念 [ ] 『建築』では、人類にとって未曾有の体験であり、生活を大きく変えたモダニズムの誕生と展開を検証しようとするものである。

杉本博司瑠璃の浄土

今回はアナタの個性をパリッとキメてくれる、そんなメガネの特集です。京都芸術大学教授・ICA所長（2020年3月27日公開）. 見学者が訪れる頃にはすでに太陽は昇り、お堂の内部は庇が影を作っている。『正調モダニズムを引き継いでゆきたい』杉本博司インタビュー（聞き手：日埜直彦）「ART iT」 p54• 私は色に包まれる。

杉本博司

しかし様々な困難により文明は衰退し、そしてそこに残されたのは文明の廃虚だった。モダニズムの検証というテーマでは、京都服飾文化研究財団が所蔵する近現代の服飾作品を着せたマネキンを撮影した『Stylized Sculptures』シリーズがある。欧米各地での展覧会の多い杉本ではあるが、京都の、岡崎、しかも美術館自体に歴史のあるここでということで、感慨や展覧会設計の思惑には特別なものがあったようだ。

杉本博司瑠璃の浄土

生命は人類にまで進化し、今回の2万年程の間氷期の間に文明の発生を見た。「そこには管理された自然、人工美の極致、期待される松像があった。あるいは本当にそこに「仏の海」を見ているのか。

杉本博司／Hiroshi Sugimoto

しかし一方で「ポストモダン時代を経験したポストモダン以前のモダニスト」を自認するなどモダニズムの立場に立ち続けている彼は、「真実らしさで満ちている世界では、写真が真実を写し出すことはない」としつつも、「写真には嘘をつかせない」というモダニズムの倫理を守ろうとしている。六本木のクラブで一躍目立つには。