そのうえで,ごみによる汚染問題を解決していく糸口の一つとして,自分たちのことは自分たちで決めるという「市民」に立ち返り、「市民」としてライフスタイル(生活様式)を見直し、プラスチックをできるだけ減らしていく必要があると訴える。 世界的な企業の取り組みも目立ち始めた。 本著は,プラスチックとは何かという基礎的な情報から、プラスチックの「優れた」性質(軽量,耐久性など)ゆえに自然界で蓄積されていってしまうメカニズム、陸域から排出されたプラスチックごみが、どんな道筋を通って、海の表層のみならず深海までにも広がり、その結果として、自然景観を台無しにするだけではなく海洋生態系を壊しているかといった現状を,手際よく情報を整理して説明している。
17海外マガジン• エコストアー・パパラギではこれに限らず自然保護関連の本など沢山蔵書してます。 したがって,海洋プラスチックごみ問題を理解するには,問題に至った本質や経緯,今後の見通しを,科学的な情報をもとに知る必要があるだろう。 またソファーに座ってゆっくり読んでいただけるように接合剤を使っていないバンブーソファーを設置しています。
11裏返せば,世界中で研究が競われている"ホットな分野"と言えないこともない。 (参考記事: ) プラスチック汚染は、世界中の海で問題になっている。 フェア• (解説は英語です) 2018年5月、マレーシアとの国境に近いタイの運河で、衰弱したゴンドウクジラのオスが発見された。
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